【建築コラム】 経産省がZEH+R強化事業 7月8日から二次募集開始

2019.07.01 UP

経済産業省は、2019年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを活用したレジリエンス強化事業(ZEH+R強化事業)」の二次募集の応募を7月8日(月)から7月19日(金)まで受け付けています。


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INDEX


①交付要件は主に2つ


②補助金額は125万円


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1.交付要件は主に2つ


 交付要件は、ZEH+の要件をすべて満たし、停電時に①主たる居室に非常用コンセントを設置②停電時も住宅内の通常回路に電力供給することが可能――のいずれかの計画によって電源を確保すること。


レジリエンスを強化するため、蓄電容量4kWh以上の蓄電システム及び自立制御電源を確保した太陽熱利用温水システムのいずれか、または両方を導入することも要件。


蓄電システムの導入価格は保証年数に応じて定められた目標価格以下でなければなりません。


停電時にレジリエンス機能が確実に発揮できることを担保するため、引き渡しの際にレジリエンス機能の説明や訓練などを実施します。


 


2.補助金額は125万円


補助金額は1戸当あたり125万円の定額補助。蓄電システムは対象経費の3分の1または30万円のいずれか低い金額が上限。1kWhあたりの補助金額は、今年度の目標価格以下の蓄電システムの場合、1kWhあたり2万円。18年度の目標価格以下の蓄電システムの場合、1kWhあたり1万円。


太陽熱利用温水システムは液体式(パネル面積4㎡)が17万円、空気式(パネル面積12㎡以上)は60万円をそれぞれ補助します。


申請金額が予算を超えた場合は、募集期間終了後に抽選で受付者を決定。


交付決定は8月23日(金)を予定しています。


問い合わせ先はSII「ZEH+R強化事業」申請係へ


電話03(5565)4081



(記事)㈱北海道住宅通信社