【家づくりコラム】家をつくった後に後悔する一番の悩みは収納スペースです。
2020.03.01 UP
家族に合わせて間取りや仕様を一から考えつくりあげる注文住宅は、完成品を見て購入するのとは違って、夢がふくらみ楽しい分、住むまで気づかない失敗も少なくありません。紙に描かれた間取図から使い勝手の良し悪しを感じ取るのは至難の業です。
そんなとき力になってくれるのが、家づくり経験者のリアルな声。「もっとこうしておけばよかった...」「こだわりすぎて失敗した」など、実際に住みはじめてから気づいたアレコレをお聞きしました。
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1.収納は、使いにくいと意味がない
2.棚板でつくる、魅せる収納
3.あとから増やしたいといわれてもOK
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1.せっかくの収納力も、使いにくいと意味がない
収納に関してのお客様の声を拾ってみました。
●奥行きがありすぎて使いにくいキッチンのパントリー
調味料や缶詰類、お菓子や飲み物などの食材をストックしておくのに、念願のパントリーをつくりました。箱買いした飲み物がそのまま入るように奥行きを確保したのに合わせて棚をつくったら、奥行きがありすぎてスパイス類などの小さなものが隠れてしまいます。出し入れしにくいせいで、結局ゴチャゴチャです。
●たっぷり入るけど小物の置き場所がない玄関のトール収納
玄関にシューズクロゼットをつくれなかったので、収納力確保のために天井までのトール収納を採用。靴がたっぷり入ってコート掛けもあって気に入っているのですが、小物を置く場所がなくて不便。一部だけでもカウンターにしておけば、鍵やハンコを置けたのに...。宅急便の荷物を受け取るたびに思います。
●ハシゴで上り下りは怖い...子ども部屋のロフト
子ども部屋に収納を兼ねてベッドスペースとして使えるロフトを設けました。子どもたちは秘密機器っぽくて気に入っているようですが、洗濯のときにシーツ類を取り外すのが大変。天井が低いので中腰で作業しなきゃならないし、掃除もしにくいし...。ハシゴの上り下りが思っていた以上に怖いのも盲点でした。
だったら、もっとオープンで使いやすい、棚板にするのが一番!です。
2. 棚板でつくる魅せる収納を増やすってイマドキ?
隠す収納派と魅せる収納派はじつは分かれます。
魅せる→見せる収納のポイントとなりますが、使い勝手を分けてみると
流行りではないのがわかります。
【見せる収納|おすすめ収納物】
・頻繁に使うモノ
・インテリアになる/したいモノ
【隠す収納|おすすめ収納】
・色やサイズがバラバラなモノ
・掃除やメンテナンスが面倒なもの
お客様への提案では、上記のような「使い勝手」に分けた収納術を心がけましょう。
3.あとから「あそこに収納増やしたい」といわれてもできちゃう。
お得価格の棚板セットご紹介。
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