【家づくりコラム】こうすればよかった!住んでわかった間取りの失敗

2019.03.01 UP


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家族に合わせて間取りや仕様を一から考えつくりあげる注文住宅は、完成品を見て購入するのとは違って、夢がふくらみ楽しい分、住むまで気づかない失敗も少なくありません。紙に描かれた間取図から使い勝手の良し悪しを感じ取るのは至難の業です。
そんなとき力になってくれるのが、家づくり経験者のリアルな声。「もっとこうしておけばよかった...」「こだわりすぎて失敗した」など、実際に住みはじめてから気づいたアレコレをお聞きしました。


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【INDEX】
 ①収納は、使いにくいと意味がない
 ②悩ましい収納スペース配分
 ③こだわりが裏目に?!

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1 せっかくの収納力も、使いにくいと意味がない


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●奥行きがありすぎて使いにくいキッチンのパントリー
調味料や缶詰類、お菓子や飲み物などの食材をストックしておくのに、念願のパントリーをつくりました。箱買いした飲み物がそのまま入るように奥行きを確保したのに合わせて棚をつくったら、奥行きがありすぎてスパイス類などの小さなものが隠れてしまいます。出し入れしにくいせいで、結局ゴチャゴチャです。



●こだわったはずなのに...足りない!ウォークインクロゼット
ショップのディスプレイをイメージして、棚のサイズなど細部までこだわってウォークインクロゼットをつくったはずなのに...。洋服の厚みを計算にいれてなかったせいで、ハンガーをかけるバーが足りなかったんです。不本意ながら捨てるつもりで持ってきた古いハンガーラックを、そのまま使っています。



●たっぷり入るけど小物の置き場所がない玄関のトール収納
玄関にシューズクロゼットをつくれなかったので、収納力確保のために天井までのトール収納を採用。靴がたっぷり入ってコート掛けもあって気に入っているのですが、小物を置く場所がなくて不便。一部だけでもカウンターにしておけば、鍵やハンコを置けたのに...。宅急便の荷物を受け取るたびに思います。



●ハシゴで上り下りは怖い...子ども部屋のロフト
子ども部屋に収納を兼ねてベッドスペースとして使えるロフトを設けました。子どもたちは秘密機器っぽくて気に入っているようですが、洗濯のときにシーツ類を取り外すのが大変。天井が低いので中腰で作業しなきゃならないし、掃除もしにくいし...。ハシゴの上り下りが思っていた以上に怖いのも盲点でした。




2 必要なお金はどれくらい?家計をチェック


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●すっきり広々白い空間を目指したけれど...
床や壁はもちろんインテリアも白で統一。広さもたっぷり20畳。生活感のないシンプルできれいな空間で、スッキリ広々暮らせると思ったのに......やりすぎでした。広すぎるのか白すぎるのか、落ち着かないし、くつろげません。毛足の長いラグを敷いて、グリーンを置いて、落ち着く空間演出を研究中です。



●オープンすぎて困る...間仕切りのないLDK
廊下をつくらずオープンな間取りにしたのですが、洗面所や浴室へ行くにもリビングを通るので、お客さまが来ているときに食事がしにくいし、お風呂にも入りにくいと子どもたちからクレームが...。家族だけで過ごす時間が多いとはいえ、子どもも成長しますし、もう少しプライバシーに配慮すべきでした。





●デザイン重視のコンパクトな家。人が来ると窮屈で寛げない
広さよりもインテリアや素材にこだわって、自分たちらしい小さな家を建てました。1階が14畳のLDKと水まわりだけで、家族4人で暮らすには十分なのですが、両親や友人が遊びに来るとやっぱり窮屈。客間も設けなかったので泊めることもできなくて...。1階にもう1部屋つくればよかったと思いました。




3 こだわりが裏目に?!あんな失敗、こんな失敗


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●スイッチを一カ所にまとめたら、どれがどれだか...
インダストリアルデザインに憧れていたので、小さなこだわりですが照明のスイッチはトグルスイッチにしました。間接照明も含めて6つ並んでいるのですが、実はいまだにどれがどのスイッチか覚えられなくて、毎回パチパチ上げたり下げたりしています。シールを貼るのは絶対にイヤですし...仕方ないですね。



●ダイニングのコンセント、微妙に遠くて使いにくい
食卓でホットプレートを使う時のために、ダイニングまわりに2カ所コンセントをつけたのですが、どちらもホットプレートのケーブルがギリギリ届かないんです。どちらも目立たないように足元近くにしたのが失敗でした。ダイニングテーブルのサイズやケーブルの長さも考慮して、コンセントの位置を決めるべきでした。



●リビングに吹抜けと薪ストーブ。冬は2階がサウナ状態
薪ストーブをつけるためにリビング続きの土間を設けて、その上を吹抜けにしました。真冬でも薪ストーブだけで家中がぽかぽかなのですが、吹抜けでつながっている2階に熱がたまって、サウナのように暑いんです。シーリングファンはイマイチ好きになれなくてつけなかったのですが、つけるべきでしたね。



どんなに情報を集めて、慎重に準備を進めても、予期せぬことは起こるもの。失敗や後悔を最小限にとどめるためにも、ここで紹介した先輩たちの声もぜひ参考にしてみてください。