
近年、東京都内を中心にゲリラ豪雨対策としての「雨水浸透」が注目されています。庭の一部で雨水を育む「レインガーデン」という考え方は浸透してきましたが、今、その思想を玄関アプローチにまで広げる「レイン・アプローチ」という新しい選択肢が登場しています。
「地面をコンクリートで封印しない」というエコロジーな視点と、タイル舗装の「高い意匠性」、そしてプロを悩ませる「水勾配の制約からの解放」。これらを同時に叶える、グラベルフィックスと ビートブロックによる外構戦略を解説します。
1.なぜ今、住宅に「雨水しみこみ」が必要なのか?
都市型水害と下水道の限界:東京都都市整備局も推進する「雨水しみこみプロジェクト」の背景。
「地球に蓋をしない」選択:コンクリートによる地表の封印が、ヒートアイランド現象や浸水被害を招く現状。
助成金の活用:自治体(都内各区など)による雨水浸透桝や透水性舗装への支援。
2.「レインガーデン×レインアプローチ」の適材適所
敷地全体の排水設計を「機能」から「デザイン」へ変える2つのプロダクトの使い分けを解説します。
①【庭・植栽エリア】レインガーデンには「グラベルフィックス」を
- 自然との調和:砂利舗装材による高い透水性能。
- メリット:砂利の散らばりを防ぎ、歩行や自転車の走行もスムーズに。
- 役割:雨水を優しく受け止め、ゆっくりと土に還す「潤いの拠点」。
②【玄関・通路エリア】レインアプローチには「ビートブロック」を
- 歩行性と意匠性の両立:天然石やセラミックタイルによる高級感。
- メリット:パズル感覚で「叩いてはめる」だけの乾式工法。
- 役割:都市のメインストリートを「浸透の最前線」に変える。
3.工務店・施工会社が「レインアプローチ」を導入する3つの実利
プロの現場視点で、ビートブロックがもたらす革新を深掘りします。
- 「水勾配」という呪縛からの解放
- 水平施工が可能なため、狭小地や複雑な地形での設計ストレスを激減。
- 排水設備(桝・側溝)のコスト最適化
- 舗装面全体が浸透機能を持つため、付帯工事の簡略化が可能に。
- 「選ばれる工務店」としての差別化
- 意匠性を担保しながらSDGs・防災対策を提案できる、強力なプレゼン武器。
4. 【事例】都内アプローチ(約5㎡)での施工シミュレーション
- サイズ例:2.5m × 1.9m(約4.8㎡)のリアルな規模感。
- 工期比較:生コン養生が不要なため、最短1日での仕上げも可能。
- 梅雨対策:5月までの施工が、その後のメンテナンス(汚れ・水たまり)を劇的に楽にする。
5. まとめ:大地を呼吸させ、建築の価値を高める
これからの外構は、ただ固めるだけのものではありません。「レインガーデン」と「レインアプローチ」を組み合わせることで、住む人には快適さを、都市には安全を、そして建築には時代に即した価値を提供します。
💡 編集後記:モニター募集のお知らせ
東京都内限定で、この「レインアプローチ(ビートブロック)」を体験してくださるモニター様を募集中です。
「住宅に、レイン・アプローチを。梅雨までに施工してみよう。」 そんな想いに共感いただける方のご応募をお待ちしております。
株式会社ヤマチコーポレーション MYKE販売担当
担当窓口 TEL:03-5652ー3681