TOP-MAKE with-PRODUCTS-外壁掃除はなぜ必要?汚れの種類や掃除方法と美観を保つポイント

外壁掃除はなぜ必要?汚れの種類や掃除方法と美観を保つポイント

外壁は、長く住んでいると次第に汚れが目立つようになってきます。

外壁の見た目は建物の雰囲気を左右するため、外壁汚れがあると古びた印象を与えてしまいます。

また、外壁の汚れを放置しておくと、苔やカビなどの繁殖につながったり、外壁の塗膜が剥がれたりすることがあります。その結果、建物の寿命が縮まってしまうので、早めの対処が必要です。

本記事では、一般的な外壁汚れの種類や掃除方法と注意点、外壁の美しさを保つポイントをご紹介します。

最初に、外壁掃除の目的とメリットを取り上げますので参考にしてください。

外壁掃除の目的とメリット

まず外壁には、防水や遮熱などの機能がありますが、外壁を掃除する目的は、外壁の劣化を防いだり、外観を美しく保つためにあります。

そのため、外壁についた汚れを放置した場合や、苔やカビなどが外壁の表面で繁殖して内部に根を張った場合、塗膜の剥がれ、ひび割れを起こす可能性があります。

「たかが、ひび割れ」と侮ってはいけません。剥がれやひび割れがあると、内部に雨水が侵入し、建物の構造材を腐らせるおそれがあります。

次に、外壁掃除のメリットは、建物の美観を保つことができるという点です。

キレイな見た目の住宅では気持ちよく過ごすことができ、同時に周囲の景観を美しく保つことにもつながります。

生活していると、どうしても排気ガスによる汚れや苔などが付着し、元は真っ白だったところがくすんだ灰色や緑になってしまうものです。

定期的に外壁掃除をすることで、お気に入りの色を保つことができるでしょう。

以上が外壁掃除の目的とメリットです。

では、外壁の掃除を検討した方がよいのは、外壁にどのような汚れがあるケースでしょうか。外壁汚れにはいくつか種類があるのでご紹介していきます。

一般的な外壁汚れの種類

一般的な外壁汚れには以下の種類があります。

  • ①:雨垂れ
  • ②:都市型汚れ
  • ③:苔やカビ

それぞれ解説していきます。

①:雨垂れ

空気中の汚染物質やホコリなどが外壁に付着し、雨水で流れずに残った汚れが雨垂れです。

特に出窓や換気フードの下など、雨水が流れる場所で見られます。

また、空気中の油汚れが外壁に付着して、雨水に流れずに残ってしまうこともあります。

上から下に向かって筋のようになり、放置するとこびりついて落としにくくなる特徴があります。

②:都市型汚れ

サッシ周りや外壁ボードの継ぎ目などに使われるシーリング材には、油分が含まれています。

年月を経て溶け出した油分が排気口から出たススやホコリなどが空気中を漂い、油分と混ざって発生する汚れが都市型汚れです。

排気口や窓などの開口部周りや、外壁の軒下に黒ずんだ汚れとして見られることがあります。

都市型汚れは油性(油分が混じった汚れ)であるため、雨水では流れにくいのが特徴です。

③:苔やカビ

胞子が外壁に付着して繁殖した結果見られるのが、苔やカビによる汚れです。

湿気を好むため日当たりの悪い北側の外壁に発生しやすく、山林や草木が多い公園に近い住宅や、花壇に面したところにも見られることがあります。

また、苔は緑色でカビは黒いシミのように見える特徴があります。

以上が一般的な外壁汚れの種類です。

汚れを発見した場合、どのように外壁の掃除をすればよいのか。その方法と注意点を次にご紹介していきます。

外壁掃除の方法と注意点

外壁掃除には、以下の方法があります。

  • ①:ブラシやスポンジで手洗いする
  • ②:高圧洗浄機を活用する
  • ③:業者に依頼する

それぞれ解説します。

①:ブラシやスポンジで手洗いする

一つ目は外壁汚れの範囲が部分的で、長年放置していないようであればブラシやスポンジで手洗いする方法があります。

上から下へ水で簡単に流し、残った汚れをブラシやスポンジで掃除して、最後に水で洗い流します。

注意点は、外壁表面の塗膜を傷つけないように柔らかいブラシやスポンジを使うことです。

また、力をかけ過ぎないようにゆっくりと洗い、洗浄力を上げる際は研磨剤は使わずに、外壁用の洗浄剤を使用します。

ブラシやスポンジでの手洗いは手軽にでき、コストをおさえることができますが、届きにくい高所作業は危険をともなうことがあります。

そのため、無理をして掃除をするのは避けた方がよいでしょう。

②:高圧洗浄機を活用する

二つ目は水を噴射し、水圧によって汚れを落とす高圧洗浄機を活用する方法があります。

高圧洗浄機を使用する場合は、外壁から噴射口を離して、1か所に集中して当てないように注意が必要です。

水圧が強過ぎるものは、外壁表面の塗膜まで剥がしてしまう場合があります。

そのため、高圧洗浄機を使って外壁掃除をする際には、掃除後の塗装の塗り直しも含めて検討すると、塗膜が剥がれた際に備えることができます。

③:業者に依頼する

三つ目は外壁掃除を専門の業者に依頼する方法があります。

業者に依頼するとコストがかかりますが、頑固な汚れも適切な方法で対応してくれるのがメリットです。

また、高所作業に慣れている業者が対応してくれれば、危険性のある外壁掃除をする必要がなくなります。

洗浄だけで落とせない汚れや外壁の劣化などがある場合は、業者に塗装も依頼することを検討しましょう。

以上が、外壁掃除の方法と注意点です。

外壁掃除をしても時間が経てばまた汚れが目立つようになります。

では、キレイな外壁を維持するにはどうすればよいか、汚れを防止して外壁の美しさを保つポイントを最後にご紹介します。

外壁の美しさを保つ2つのポイント

外壁の美しさを保つには、以下2つのポイントがあります。

  • ①:汚れが目立ちにくいカラーにする
  • ②:汚れづらい塗料にする

それぞれ解説します。

①:汚れが目立ちにくいカラーにする

1つ目は、外壁を汚れが目立ちにくいカラーにすることです。

例えば、灰色やベージュは外壁の汚れが目立ちにくいカラーと言われています。

外壁の汚れは薄い茶色や灰色、黒いシミのようになることがありますので、近いカラーの外壁にすれば上手く汚れを隠してくれます。

しかし、汚れが目立ちにくくなると外壁の劣化や塗り直しのタイミングを逃す可能性が出てくるため、注意が必要です。

②:汚れづらい塗料にする

2つ目は、汚れづらい塗料にすることです。

例えば、親水性のある塗料を用いると都市型汚れが起きづらくなります。

親水性とは水となじむ性質のことで、外壁と油汚れの間に水が入り油汚れごとキレイに洗い流してくれます。

セルフクリーニングの効果が期待できる塗料を使えば、外壁が汚れづらくなり、メンテナンス掃除の頻度や手間を軽減することもできます。

汚れづらい塗料を検討する際には、カラーの種類や機能性にも注目して選ぶとよいでしょう。

外壁塗り壁システムのレナガスで汚れづらく美しい住宅にしよう

以上、外壁汚れの種類や掃除方法と注意点、外壁の美しさを保つポイントをご紹介しました。

美観を保つことができ、汚れづらい外壁を実現するためには、ヤマチコーポレーションが推奨する外壁塗り壁システムの「レナガス」を使う方法があります。

例えば、レナガスには以下の4つの特徴があります。

①柔軟性:ガラス繊維のファイバーメッシュで壁を覆い、高弾性素材の力でクラックやヒビ割れを防ぐ柔軟性。

②耐久性:クラックが起きにくい柔軟性で外壁劣化を防ぎ、寒暖差の激しい寒冷地でも対応できる優れた耐久性。

③耐汚染性:ナノ親水効果で壁を水の膜で守り、汚れが雨水で流されるようになるため、汚れにくい外壁を実現できる耐汚染性。

④デザイン性:4つの仕上がりと、60色のカラーバリエーションで合計240通りもの中から選ぶことができるデザイン性。

レナガスなら外壁を汚れに強くして、美しい状態でキープすることができます。

お客様への提案の1つとして検討いただけると幸いです。

レナガスの詳細はこちらのページをご参照ください。

https://www.yyy-yamachi.com/m yke/brand/lenagas/detail/

<参考>

<参考>
https://www.homepro.jp/gaiheki/gaiheki-basic/2260la
https://cojicaji.jp/cleaning/other-room/2551
https://www.nuri-kae.jp/column/part/exterior_outer-wall/articles/2006/
https://reform-journal.jp/gaiheki-clean-486
https://protimes.jp/journal/gaihekitosou/gaiheki-senjou-77564
https://reform.cainz.com/knowledge/wallpaint/5361
https://pronuri.com/articles/2348
https://yuko-navi.com/outer-wall-dirt
https://www.sotokabe.com/column/archives/54/
https://penkio.com/column/cleaning-wall/
https://gaiheki-plus.jp/archives/28

記事一覧に戻る