建材総合カタログ「LOHAS」2025年版の表紙をイラストレーター「ワタミユ」さんに、お願いしました。

建材×アートの世界を実現していただいたワタミユさん。今回、オファーをお引き受け頂いた経緯や、イラストレーター目線でのシルクプラスターの使用感、などなど、インタビューさせていただきました!




プロフィール

ワタミユ(わたみゆ)/1997年・山形県出身
抽象と具象の間で表現をおこない、表情が見えない人物とカラフルな色味を題材にしながらイラストレーターとして活動中。
作品展示のほか、冊子の表紙や挿絵、ミュージシャンのCDジャケットやグッズ、食品や美容のパッケージ制作など幅広く手掛けている。
instagram:@w_t_m_y
ワタミユさんのことを教えてください!
アートジャンルを教えてください!
イラストレーションや抽象画など、デザインもポップからモダンなものまでジャンルレスに作っています。




イラストレーターという職業を選ぶきっかけを教えてください!
芸術大学卒で、大学の中でも企画を学ぶ学科(商品開発など広告代理店のようなことを学ぶ学科)に在籍していました。もともとイベント好きなところもあり、地元のイベントを開催しながら、社会的なことも学び、作品も作っていました。大学生活を送っていく中で、やっぱり絵を描くことがスキだなと思い、描き続け、イベントをしていた時に繋がったいろいろなコミュニティーからお仕事をいただいたり、そこから商業的なお仕事も広がっていきました。
作品においてのポリシー、気を使っていることはありますか?
ジャンルレス、ボーダーレス、作品中の人も性別が分からないように(ジェンダーレス)していて、誰でも分け隔てなく愛されるような作品を描きたく、抽象的な作品を作っています。お仕事を依頼される方々も、そういったところを気に入っていただいて選んでいただけることが多いです。


私たちも一般的な建材屋のイメージを逸脱したいという想い(いろんな人に見てもらいたい)があるので、ワタミユさんの想いに一致し、依頼させていただくことにしました!
他の建材屋さんのカタログを見てみましたが、LOHASは写真の使い方や表紙デザインなどが他と違うな、楽しそうだな♪と思い、今回お仕事をお引き受けすることにしました。
スキな作品モチーフはありますか?
図形(特に「〇」)がスキで、全体のバランスも整うので使うことが多いです。意味を持たせているわけではないのですが、バランス調整に使います。
「シルクプラスター」は自由自在に形をつくれる(カクカクしたものよりも曲線が得意な材料)という点で、相性が良かったと思います。形の面だけではなく、シルクプラスターはアート材料目線で言うと、修正が効くところも魅力的だなあと思いました。今回は、最初にシルクプラスターを塗ったところのバランスを見てやっぱりペイントがいいなと思い、濡らして修正をしたりもしました。
今回引き受けてくださった理由はありますか?
過去のLOHASカタログを見て、デザイン性のあるカタログを見て興味を持ったのもそうですし、色々な事業をやっていて楽しそう♪面白い会社だな~と思い、ぜひ携わりたいと思いました。
建材やインテリアの仕事もやってみたかったので、いい機会だと思いました。いつか、壁や家具に絵をかいてみたいな~と思っています。

ありがとうございます!!
シルクプラスターを使用した感想を教えてください!
使ってみてどうでしたか?
軽くて、サラサラ、フワフワ、感触にびっくり!バケツに水を入れて混ぜてみたら、ハンバーグのような新感覚のテクスチャーでした(笑)

今回は、キャンバスに下地を作るときに使う、ペインティングナイフを使って仕上げました。キャンバスに塗ったときは、本当に固まるのか不安でしたが、しっかり定着し、出来上がりは想像通り良かったです!完全に乾いた後に、「アクリル絵の具」を塗って色味を足してみたりもしました。
シルクプラスターはカラバリが豊富というのも特徴なのですが、スキな色はありましたか?
普段、作品にはベージュ系を使うことが多く、シルクプラスターでは沢山あるカラーバリエーションの中でも特に、いろんな色味に合わせやすい「#286 マイクヤーン」がスキでした。
カラーネームもユニークで印象的で、「マイク(MYKE)ヤーン(繊維)」というMYKEくん🐻の毛の色というところも面白いです。「マイクやん!(関西弁)」なのかと思っていました(笑)

今後、シルクプラスターを使ってみたいところってありますか?
立体の作品に使うのも面白そうだと思います。「フワフワの立体」かわいくないですか??!!
下地にプライマーを塗れば、ツルツルしているようなものにも塗ることができるので面白いアイディアをありがとうございます!
今までの作品に建築材料を使ったことはありますか?
いままでは仕上げに「ニス」を塗ったくらいで、あまり建築材料は触れてきていませんが、建築材料の性能や知識など(どこにどう使えるのか)があればもっと作品の幅も広がるのかなと思いました。
さいごに
今後の夢は何かありますか?
いったことのない場所や海外で、イベントとかしてみたいな~と思っています。ジャンルレスというところで、日本だけではなく海外にもファンを作りたいなと思っています。
作品の参考にするときは近しい人ではなく海外の人を参考にしていて、海外ではバスケコートに描いていたり、壁に描いていたりしていて、憧れます。
ワタミユさんは山形県在住されていますので、今回は山形県と北海道でオンラインにてインタビューさせていただきました。「北海道にも遊びに行きたいな~」ということで、クワガタとカブトムシを15匹家族に迎え入れるほど自然がおスキなワタミユさん、是非北海道に遊びにいらしてくださいネ!
ワタミユさんが手掛けたカタログ、「LOHAS」は、コチラから入手できます。
抽象と具象の間で表現をおこない、表情が見えない人物とカラフルな色味を題材にしながらイラストレーターとして活動中。
作品展示のほか、冊子の表紙や挿絵、ミュージシャンのCDジャケットやグッズ、食品や美容のパッケージ制作など幅広く手掛けている。
instagram:@w_t_m_y