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外壁デザインを決めるときのポイントとおしゃれな外壁デザイン例

新たに家を建てる場合やリフォームの際、検討項目のひとつに外壁デザインがあります。外壁は住宅の広い面積を占めるため、デザインを施すと引き立ち、ワンランク上の住まい作りが可能です。今回は、デザインを考える上で考慮すべきポイントや、色と素材選びのコツ、デザインアイデアを紹介します。

おしゃれな外壁デザインにするときに確認するべき3つのこと

外壁のデザインを検討する際は、外観、色、素材の3つを決める必要があります。まず、どのような外観を実現したいか、コンセプトを決めます。たとえば「都会的でクールな雰囲気」「優しくあたたかみのある雰囲気」「遊び心がありわくわくする雰囲気」など、可能な限り具体的な言葉で表すと、その後の色選びがスムーズです。

次に、外壁の色を選びますが、色は外壁デザインが成功するか否かの決め手になるため、コンセプトを基に、じっくり検討しましょう。最後に素材選びでアクセントを足したり個性を表現できます。

外壁の外観

ファーストステップとして住宅の外観を決めると、方向性の軸が決まり、色や素材がちぐはぐにならず統一感が出ます。外観イメージを具体化する際は、外壁以外の屋根や窓、ドアにも目を向け家全体で考えたり、一歩引いて、周囲の住宅や環境とのバランスも考慮することが大切です。

外観のイメージは、おおまかに5つのタイプが挙げられます。

①ナチュラル

特徴:周囲に馴染みやすく、調和の取れたデザインです。優しい雰囲気を好む人に向いています。色はベージュや白が多く、木の素材を入れてぬくもりを演出するのもおすすめです。

②シンプルモダン

特徴:白や寒色系の色味で、スッキリした印象のデザインです。都会的、現代的なイメージを好む人に向いています。長期間空きにくいデザインと言えます。

③スタイリッシュ

特徴:色や素材でワンポイントを施し、目を惹くデザインです。他の家と一味違う家にしたい、個性を出したい人におすすめです。

④ヨーロピアン

特徴:ヨーロッパの街並みに馴染むような、白色を基調に原色を取り入れたデザインです。

洋式の建築にマッチしやすいでしょう。赤煉瓦や植物との相性も抜群です。

⑤和モダン

特徴:和の要素を取り入れつつも、現代的なテイストをミックスさせ、古さを感じさせない和モダンは、幅広い年齢層で採用しやすいでしょう。黒や白、濃いブラウンで大人っぽい仕上がりにします。

外壁の色

外壁の色は、多色を取り入れると全体がまとまりにくくなるため、色数を3色程度に抑えると良いでしょう。ベースのカラーを選んだあとに、ベースカラーを引き立てるアソートカラー、ポイント使いするアクセントカラーの3つを選ぶと、センス良い外観につながります。

また、1階と2階で色を塗り分けるといったように、ツートンカラーも人気があります。

定番の色について、印象や注意すべき点を解説します。グレー系は落ち着きのあるシックな雰囲気を演出し、ネイビーは、洋服でもフォーマルな装いとして選ばれるように、品がありモダンな雰囲気になります。ベージュは、柔らかみが感じられ、和風洋風どちらにも適応しやすい色です。ブラウンは素朴さや伝統的な印象を与えます。

ブラックは高級感とモダンさを両立しますが、日光を集めるため室内の温度が上がりやすい傾向です。白は清潔感があり、光を反射するため明るい印象になります。ただし、汚れやカビなどが目立ちやすいデメリットもあります。

好みを基準に選ぶと同時に、家に住む家族が気持ちよく過ごせるかが重要です。たとえば、友だちを招待したい家かどうかや、ご近所付き合いがしやすいかどうか、思い出に残る家かどうかなど、色でどんな気持ちになるかを想像してみましょう。

最終的に選んだ色が、近隣の家と並べた際に景観を壊していないか、再度チェックします。住んでいる地域によっては、自治体が景観ガイドラインを定めている場合があるため、注意しましょう。

外壁の素材

素材は、表面の違い以外にも、断熱効果や手入れのしやすさなど、機能面に違いがあります。また、選ぶ素材によってカラーバリエーションも異なるため、希望の色を再現できる素材を選ぶと良いでしょう。

代表的なものはサイディング、モルタル、タイルの3つで、最もポピュラーなサイディングは、豊富な色柄や模様から選べるため、理想の家づくりを実現しやすくおすすめです。

サイディングをさらに細かく分類すると、窯業系、樹脂系、木質系、金属系の4つがあり、それぞれ特徴が異なります。たとえば窯業サイディングは耐熱性が高く、金属サイディングは凍結やひび割れに強い性質を持ちます。

モルタルは、セメントに水と砂を混ぜて作られた素材で、仕上げ方法によって雰囲気を変えられるメリットがあります。たとえば好みの模様を入れたり、異素材を埋め込んだりとデザインの幅が広く、遊び心をプラスできます。また、サイディングのような継ぎ目がないため、好きな場所で配色を区切ることも可能です。

タイルは、立体感や高級感を演出します。無機質の素材で劣化しにくく、耐水性や耐火性も高い性質です。初期費用は高くても、その後のメンテナンス費用があまりかからないため、が無い目で見て検討すると良いでしょう。

また、オメガが提供する「アクロフレックス」は、仕上げ材を4種類、色を合計57色から選択でき、塗り壁の製法による自由度と外断熱の機能も網羅しています。また、「アクロティーク」は、使い込んだような濃淡を表現し、塗りたてから古民家のような雰囲気を作れます。

オメガ

おしゃれな外壁デザインにするときのアイデア集

外壁選びの流れや、色と素材についての基本知識を理解した上で、具体的なデザインに落とし込むためのアイデアやポイントを知ると、デザイン決めがスムーズになります。

2色以上のカラーを使う

色を2色以上使用する時は、色のバランスや塗分けの位置、配分が重要です。主張が強い色同士や、逆に淡い色同士の組み合わせは難易度が高く、違和感のある配色になりがちです。この場合は、セパレーションカラーを活用すると失敗しにくくなります。

セパレーションカラーは、2色の境界線に違う色を挟むことで、印象を調整します。強い色同士であれば、白をセパレーションカラーとして入れるとバランスが取りやすくなります。

また、ツートンカラーの場合は、向きによっても雰囲気が異なり、縦に塗分けるとスタイリッシュなイメージで、横に塗分けると落ち着いたイメージになることを覚えておきましょう。

ワンポイントカラーを入れる

差し色として原色をワンポイントで入れると、印象深いデザインになります。特に、ベースカラーがベージュなどの淡い色や黒の場合は、思い切って目立つ色を選び、取り入れることで、魅力的な外観になります。逆にベースカラーと似たような色を選ぶと、同調してしまい、ポイント使いの効果が発揮できないでしょう。

複数の外壁材を使用する

異素材を組み合わせると、全く新しい雰囲気を醸し出し、他の住宅と差をつけられます。何を組み合わせるのが良いのかは、経験と知恵が必要になるため、デザイン事例の写真を参考にしたり、業者へ相談すると良いでしょう。各種サイディングやモルタル、タイル、コンクリートなどを組み合わせると、目を楽しませる住宅が完成します。

外壁デザインの色選びの注意点

外壁デザインの中でも、失敗しやすい色選びについて、注意点を説明します。

色を増やすとまとまりがなくなる

初心者にありがちなのが、選んだ色の割合を意識せずに配色してしまい、落ち着かないデザインになってしまうパターンです。3色程度に絞る方が良いと解説しましたが、3色の割合も重要です。外壁に限らず、広告やwebサイトなどのクリエイティブにおいて、ベースカラー対アソートカラー対アクセントカラーの黄金比は70:25:5なので、覚えておくと良いでしょう。

近隣宅の外壁の色も確認した上で決める

外壁デザインの検討は、いかに個性を引き立たせるかを考える楽しみもありますが、一方で両隣の住宅や周囲の景観との調和も図る必要があります。仮に、両隣の家が突拍子もないデザインの外壁になれば、自分の家と並べた時の違和感が気になるかと思います。住宅は、街を彩る一部になるため、街の雰囲気を損なわない範囲で独自性を出すと良いでしょう。長く住むのであれば、近隣と良好な人間関係を維持できるように、気遣いも大切です。

色を決めるときは実物サンプルを見た上で決める

色味をサンプルでチェックする際は、デジタルのカラーサンプルではなく、実際に手に取って見た方が無難です。Web上と実物では、同じカラーでも色合いに若干差があります。また、色と素材の組み合わせによって、発色や明瞭度に差が生じる場合もあるため、想定と違うデザインを避けるためにも、実物を見ておきましょう。

【施工事例】外壁デザイン例

明るい彩りのものから、定番カラーのものまで、外壁デザインの事例を紹介します。

ブルーを基調とした外壁デザイン

外壁の色にブルーを採用することで、青空に馴染むさわやかな印象の住宅に仕上がります。アクセントに白を使うと、よりブルーが引き立ち効果的です。

青の中にも、濃い青やパステルブルー、くすんだブルーなど多岐に渡り、クールな印象にもキュートな印象にも変化します。また、べ―ジュや白といった定番色以外でチャレンジする色の中では、手を出しやすい色と言えるでしょう。

ピンクを基調とした外壁デザイン

ピンクは女性らしさや愛情深い色ですが、ピンク色の外壁は、見る人の気持ちを明るくする効果があります。日当たりの悪い立地では、住宅の印象が暗くなりがちですが、ピンク色であたたかみやポジティブなイメージを演出できます。また、ピンクは明るい色であるにもかかわらず、カビやコケ、土や砂埃などが目立ちにくいこともメリットです。

グレーを基調とした外壁デザイン

グレーは、モダンなデザインの住宅と相性が良く、比較的取り入れやすい色のため、人気があります。また、白と黒の中間色で汚れが目立ちにくいため、長年使いやすい色です。青や黄色といった発色の強い色に対しグレーを混ぜることで、周囲になじみやすく落ち着いた印象を作ることもできます。

ベージュを基調とした外壁デザイン

定番カラーの1つであるベージュは、あたたかな雰囲気や周囲と調和を取りやすい色味、家が大きく見えるといった理由で多くの人に支持されています。やわらかい色だからこそ、単色使いよりも、他の色と組み合わせて使うと、また違った印象を創り出せるため効果的です。相性が良い組み合わせとしては、ブラウン、白、カーキなどがあります。また、濃淡の異なるベージュ同士の組み合わせも、メリハリが生まれるためおすすめです。

まとめ

外壁デザインで住宅をおしゃれに見せるためには、どんなイメージの家にするか、コンセプトを明確にし、色や素材へ落とし込んでいきます。その際、住む視点だけでなく、家の前を通る人や近隣に住む人の視点、そして住宅を街並みの一部として客観的に捉える視点を持ち、個性を活かしつつもバランスの取れた外壁にすることが大切です。

こんな家に住みたい、と思えるような住宅やWebサイトにある施行事例を参考にすると、イメージを固めやすいでしょう。

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