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MYKE’s concept──03「目新しいものであること」

これからの建築の価値を高めるために、世界中から“いい”ものを探し、日本に広めるMYKE。立ち上げ当初に設定した7つのコンセプトは、“いい”を探し出す“基準”になっています。7つのコンセプト一つひとつに込められた思いやエピソードをご紹介します。今回は3つ目のコンセプト「目新しいものであること」のお話です。

世界的にも類を見ない商材との出会い。

MYKEブランド立ち上げ前から、ヤマチコーポレーションで取り扱いのあったグラベルフィックスは、今までにない視点で地味な砂利を主役に変える、エクステリア業界に革命を起こす商材。砂利は、歩きづらくて、古い材料で、というネガティブなイメージを根本的に変えてくれるアイテムです。砂利の舗装材、安定材というピンポイントなアイテムですが、斬新なアイデアと機能性を兼ね備えていて「新しい!珍しい!」という反応が多方面から得られるようになりました。コンセプトの設定にあたり、こういった反応を活かせるのではと考えていました。

「目から鱗」という設計会社様からの声。

“ハチの巣型のシートに、砂利を敷き詰めるだけで、車椅子や杖をついた人が歩きやすくなるなんて驚きです。さらにきれいな色の砂利を選べば、デザインロードもできあがる、アスファルトに変わる新しい提案を商材が教えてくれました。自分の知恵では限界がある設計業界ですが、商材のもつ新しさでここまで提案が引き立てられるなんて、衝撃でした。目から鱗ってこういうことを言うのですね。(東京都 T設計様)”

このようなお客様の声から、商材の「目新しさ」が、設計会社様の新しい提案につながることを知りました。「新しい」「珍しい」という「見たことのないものを発信できること」の重要性を改めて実感していったのです。

建築の価値を高めるエッセンスとして。

わたしたちが携わる建築設計の世界は、物件の価値を高め、プレゼンの際に差別化していくための「新しいアンテナ」が必要です。「目新しいものであること」というコンセプトは、差別化をはかり、作品を引き立てる要素になっていくと考えています。商品としてももちろん、市場やトレンドをしっかりと把握した情報発信が建材ブランドMYKEとしての役割でもあります。グラベルフィックスのように「何だ、コレ?!」と思ってもらうポイントとして、商品の「目新しさ」に着目していくのです。そして「新しいモノが好きで、ちょっと目立ちたがり屋が多い…」といったMYKEを運営するヤマチコーポレーションの社風をも活かせるコンセプトになりました。わたしたちらしい、この視点は、海外視察やお客様の声を聞きながら、常にブラッシュアップすることをめざしています。

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