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【ティルコア】屋根材の種類と耐久性、耐用年数などをご紹介

たくさんの種類がある屋根材。

本記事では屋根材の選び方のポイントや屋根材の耐久性、耐用年数をご紹介します。

屋根材の選ぶ際の11のポイント

屋根材の選ぶ際の11のポイント

屋根材はたくさんの種類があり、どれを選べば良いのか悩むことが多いかと思います。選び方のポイントを押さえておくと、選択肢が絞られて選びやすくなります。ぜひ以下のポイントを参考にしてください。

価格

価格は選ぶ際のとても重要なポイントになりますよね。屋根材には安価なものから高価なものまで幅広くあります。初期費用が安くても耐久性やメンテナンスの頻度が多く、長期的に費用が高くなる可能性も考えると良いでしょう。コスパが優れているかも大切なポイントです。

デザイン

屋根材によって与える印象は大きく違ってきます。せっかく家を建てる、もしくは屋根材を新しくするならこだわりたいですよね。和風にしたいのか・洋風にしたいのかなどご自身の希望にそって検討していきましょう。

重さ

重さによって耐震性が変わってきます。例えば重い屋根は軽い屋根より大きな地震がきた際に揺れやすいといわれています。揺れやすいと倒壊のリスクも高まりますので、重さについても検討する必要があります。

耐久性

屋根材により耐用年数が変わっていきます。家を雨風から守ってくれる屋根材の耐久性をきちんと知っておきましょう。  

防災性

地震や台風、自然災害はいつ起きるかわかりません。できるかぎりの対策はしておきたいものです。屋根材に防災性があるのか確認しましょう。 

遮熱・断熱性

屋根材によって気温がダイレクトに伝わりやすいものがあります。暑い、寒い季節のことも考え、遮熱や断熱効果があるのかチェックすると良いです。

防音性

屋根材によっては防音性が低いと感じる場合があります。ご自身やご家族が雨音や外部の音に敏感だと生活しにくいなどの問題が生じます。事前に防音性があるのか確認が必要です。

防水性

防水性はかなり重要です。防水性があると雨漏りを防ぎ、腐食から守ってくれます。防水性は定期的なメンテナンスによって保たれるため、メンテナンスも忘れずに行いましょう。

耐火性

もし火災が起きたとしても、耐火性の有無では火の回りが変わってきます。耐火性についても検討項目にいれると、もしものときの対策となります。

施工性

施工がしやすい屋根材であれば、デザインの幅が広がります。見た目やデザイン性も重視する場合は、施工のしやすさも大切です。

メンテナンス 

耐久年数が高くても、定期的なメンテナンスをしなければ屋根材の機能を保つことはできません。メンテナンスの時期は屋根材によって異なります。


例えばスレート屋根は耐用年数が15年~25年でメンテナンス時期が7~8年です。粘土系瓦の場合は耐用年数が50~100年でメンテナンス時期が20~30年と、屋根材によってメンテナンス時期が異なります。

屋根材の主な種類と耐久性の比較してみました! 

屋根材は4種類ある

 屋根材は以下の4つの種類に分けられます。    


  • 粘土瓦(釉薬、無釉)
  • セメント瓦(プレスセメント瓦、コンクリート瓦)
  • スレート瓦(化粧スレート、天然スレート)
  • 金属系

上記の種類の屋根材について特徴やメリット・デメリット、耐久性についてご説明していきます。それぞれ異なった特徴を持っています。ご自身の希望に合った屋根材をぜひ探してみてください。

粘土瓦

粘土瓦の特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

粘土瓦は粘土を焼き固めてつくった屋根材です。見た目のかっこ良さに惹かれる方もいるかと思います。重さがあり丈夫な作りで耐用年数は50年以上あります。しかし工事費用は1㎡あたり 8,000円~12,000円と高額です。


工事費用が高くても、屋根の耐久性の高さがほしいという方におすすめです。

メリット・デメリット

メリットは重さと厚みがあるため遮音性、断熱性、耐熱性の効果が高いことです。しかしその重さが弱点となり、大きな地震の際に揺れやすく、耐震性は低いです。ただ、近年では軽量化された瓦も出てきています。

耐久性

耐久性はとても高く、塗装が不要で50年以上の耐久年数を維持できます。   

セメント・コンクリート瓦

セメント・コンクリート瓦の特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

セメント・コンクリート瓦は1㎡あたり6,000円~8,000円と粘土瓦より安価で、デザイン性のある瓦を取り入れられます。また遮音性や断熱性に優れています。しかし耐用年数は30年と粘土瓦より低いです。


耐用年数が粘土瓦より低くても、安価に購入したい方おすすめです。

メリット・デメリット 

メリットは遮音性や断熱性が高く、燃えにくい材質でもあります。粘土瓦より安く、瓦のデザイン性を取り入れることが可能です。


デメリットは耐用年数が低く、重さがあるため耐震性能は低いです。また塗装が必要であるなどデメリットが多く、最近では使われている住宅は少ないそうです。

耐久性

粘土瓦より耐用年数が低く、重さがあるため耐震性は低いです。また粘土瓦と比べるとひび割れがしやすいといわれています。


化粧スレート(「人工スレート」「コロニアル」「カラーベスト」)

化粧スレートの特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

セメントなどでできた板状の屋根材です。別名は人工スレート、コロニアル、カラーベストです。


重さは軽く耐震性があり、デザインの種類が多く安価であるため、現在の住宅でよく使われています。


費用は1㎡あたり4,500円~8,000円で、耐用年数は20~25年です。安さと耐震性を望んでいる方におすすめです。           

メリット・デメリット 

メリットは比較的安価であること、カラーなどデザインを選べること、ポピュラーな屋根材のため多くの業者が施工可能などがあげられます。デメリットは定期的な塗装が要ることと耐久性がそれほど高くないことです。

耐久性

強風や雨雪に強くなく、隙間から雨水が入ってしまったり割れてしまったりリスクがあります。耐久性は強いとはいいきれません。

天然スレート

天然スレートの特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

天然スレートは天然の石を使用してできた屋根材です。デザイン性の高さを楽しめます。しかし化粧スレートより重さが増えるため、耐震性は低くなるでしょう。


費用の目安は1㎡あたり10,000円~と、化粧スレートより高価です。

メリット・デメリット 

メリットは天然の石でできているため、見た目が美しいことです。また塗り替えの必要もありません。しかし化粧スレートとより工事費用が高いです。

耐久性

耐用年数は20年以上です。化粧ストレートは軽いですが、天然スレートは石でできているため重さがあり、耐震性は高いとはいえません。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板の特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

ガルバリウム鋼板は鋼板をアルミニウムと亜鉛、シリコンでメッキ加工した屋根材です。耐久性が高く、トタンより錆びにくいのが特徴です。費用を抑えつつ耐久性の高さがほしい人におすすめできます。

費用は1㎡あたり6,000〜9,000円で、耐用年数が30年程度です。

メリット・デメリット 

耐久性・防水性・耐震性に優れています。しかし防音性が低い、表面が傷つきやすいなどデメリットもあります。

耐久性

耐用年数は30年程度と長く、軽いため耐震性が高いです。耐久性に優れているといえるでしょう。

ティルコア 

ティルコアの特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

ガルバリウム銅板を採用しており表面に天然石粒を焼き付けた屋根材です。錆に強く30年の製品保証、10年の美観保証があるほどの耐候性の高さが特徴です。また金属屋根材であるため、建築基準法の不燃材に該当しており耐火性にも優れています。

費用の目安はティルコアローマン(洋瓦をイメージした美しいフォルム)の場合、1㎡あたり12,000〜14,000円程度です。

メリット・デメリット 

メリットは耐候性・耐火性が高いこと、風速53m/sもの強風に耐えられるように設計された強さがあることなどがあげられます。また塗り替えがいらないのもメリットひとつです。デメリットは輸入した屋根材のため、他の屋根材より費用が高めである場合があります。

耐久性

耐久性は高く、30年間メンテナンスが不要です。また瓦屋根と比較すると重さが1/8と軽量であるため、地震の際に起こる被害の低減が期待できるでしょう。

自然石粒付ガルバリウム(ジンカリウム鋼板)

自然石粒付ガルバリウムの特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。当社商品ティルコアはこれに当てはまります。

特徴

自然石粒付ガルバリウムは前項でご紹介したガルバリウム鋼板に石粒をコーティングした屋根材です。表面に天然の石をコーティングすることで、ガルバリウム鋼板のデメリットである防音性が低い・傷つきやすい点をカバーしています。


費用は1㎡あたり7,000円~12,000円程度、耐久性は40年~50年です。 ガルバリウム鋼板より高価でも、機能性を重視したい方向けです。

メリット・デメリット 

メリットは耐久性の高さやガルバリウム鋼板より雨音が響きにくいなどがあげられます。デメリットは海外製のものが多く費用が高価であることです。         

耐久性

金属製ながら傷つきにくさも加わったため、耐久性は高いといえるでしょう。

アスファルトシングル(グラスファイバーシングル)

アスファルトシングルの特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

アスファルトシングルはシート状で加工しやすく、色々な形状の屋根に合うのが特徴です。費用は5,000〜6,000円で、耐用年数は20~30年程度です。

メリット・デメリット 

メリットは耐久性、防水性、防音性に優れているどんな形状の屋根でも合わせられることです。デメリットは風などの強風で捲れる可能性があることです。

耐久性

軽量のため耐震性が高く、耐用年数は20〜30年程度あるので耐久性は高いといえるでしょう。

陸屋根(ウレタン防水・シート防水・FRP・アスファルト防水)

陸屋根の特徴とメリット・デメリット、耐久性をご紹介します。

特徴

陸屋根はフラットな状態の屋根のことをいいます。スタイリッシュなデザイン性が特徴的です。

メリット・デメリット 

メリットはスペースをベランダにしたり太陽光パネルを設置したりできることです。また屋根が飛ぶ心配もありません。 デメリットは屋上に水がたまりやすく雨漏りの可能性がある点です。

耐久性

耐久性を持たせるには10年に一度は点検やメンテナンスをしましょう。防水工事はウレタン防水・シート防水・FRP・アスファルト防水等の種類があり、雨漏りを防ぎます。耐久年数は10~15年、費用は4,000~8,000円程度です。

※記載されている費用はすべて参考費用となります。

屋根材を選ぶ際の5つの注意点 

屋根材を選ぶ際の5つの注意点 

屋根材を選ぶ際は以下の項目に注意しましょう。

外壁や周辺環境と調和するデザインを選ぶ

外壁・周辺環境とマッチしているデザインか確認しましょう。せっかく屋根材を変えるなら、調和がとれた素敵なデザインにしたいですよね。施工事例を見せてもらうとイメージが湧きやすくおすすめです。

建物の強度を確認

屋根材だけではなく、下地が腐敗しており強度が足りなくはないか、など建物の強度もチェックしてもらいましょう。下地がしっかりと補強できていないと屋根材の施工ができないからです。      

保証体制は要確認

保証体制の確認は事前に確認するべきです。例えば施工ミスが発覚した際などに、どんな保証をしてもらえるかを知っておくことが大切です。

仕上がりは職人の施工技術次第

職人の熟練具合や腕により、仕上がりは大きく変わってしまいます。仕上がりが悪いと、通常より早く劣化がみられる場合があります。経験豊富な業者を選んだり相見積もりをしたり、または周りの人からの評判を聞いたりと業者選びは慎重にしましょう。  

屋根の形についても知る 

屋根の形にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。例をあげてご紹介します。


  • 切妻屋根:ポピュラーな三角屋根でメンテナンスしやすく雨漏りはしにくい
  • 片流れ屋根:屋根が一面のみで傾斜している、メンテナンスはしやすいが雨漏りしやすい
  • 寄棟屋根:4つの面が傾斜している屋根、メンテナスのしやすさは普通で雨漏りはしにくい      

屋根の形と性能に合わせて屋根材も選んでみてください。

屋根材を修理・リフォームする際のポイント5選

屋根材を修理・リフォームする際のポイント5選

屋根材を修理・リフォームする際は、以下の項目に気をつけてみてください

勾配を要チェック

新しい屋根材と既存の屋根の勾配が適合するか確認する必要があります。必要な屋根勾配は、屋根によって異なるため、業者やプロの方に相談しましょう。

業者選定

業者により仕上がりに大きな差がでてしまう可能性があります。複数の業者に相談してから決めることがおすすめです。業者によって得意分野や見積価格が違うためです。ご自身にとってベストな回答を得られた業者を選ぶと良いでしょう。

天災は施工保証の対象外 

施工保証では、突風や台風などの天災が原因の場合は保証の対象外です。損害費用は保証でカバーされないのです。

火災保険は天災も補償

火災保険に加入している場合、風災による補償の対象になります。

DIY 

簡単な修理だと自分でDIYできます。例えば雨漏りには防水シートはったり、ひび割れにはコーキング材で補修したりします。しかし屋根の修理は危険ですので、業者に依頼した方が安心でしょう。

ここまでで、屋根材の選び方や種類、それぞれの特徴について説明をしてきました。

建築建材は、日々を過ごす住環境をつくるもの。毎日使っても飽きがこないように、総合的かつ長い目でみた時に得られる「満足感」をMYKEの商材を通して感じてもらいたいと考えています。

以下では「美しい屋根」を作り出すメトロタイルシリーズの屋根材を紹介します。

「美観」と「機能」両者の役割を果たすティルコア 

ティルコアシリーズは、1942年ニュージーランド創業のメトロ社が地震や自然災害への対策として1989年にはじめたブランドです。

安心・安全、サスティナブル、使いやすさも備えたガルバリウム鋼板の表面に天然石粒を焼き付けた屋根材です。

安心・安全 

0.39mm厚の鋼板をベースにしてアルミ・亜鉛合金めっき層を持つガルバリウム鋼板を採用。

ティルコアの表面には天然石粒を焼き付け塗装しているため、錆にも強く、優れた雪止め効果や雨音も防ぎます。金属屋根材ですので、建築基準法の不燃材に該当します。

また一枚一枚が独立して野地に固定される独自のインターロッキング工法では、災害時に屋根材が屋根や天井を突き抜けて落下することもありません。

サスティナブル

ハイグレードのガルバリウム鋼板で設計されたメトロタイルは、世界で最もリサイクル可能な建築材料です。

また優れた遮熱性能で、屋根材下の断熱材不要です。

古くなった彩色スレート板などを剥がさずに、そのまま上に屋根材をカバーするカバー工法によるリフォームが可能です。

使いやすさ

重量屋根材の1/8、彩色スレート板と比べても1/3の軽量さは施工性の向上、ライフスタイルにあったプラン作りが可能になります。住宅以外にも商業施設、老人福祉施設、公共施設などの広い空間が必要な建築物に効果的です。

紫外線による色褪せがなく、塗り替え不要でメンテナンスフリーです。

費用は彩色スレート板、ガルバリウム鋼板と比較した際、導入費用を差し引いても、メトロタイルが30年間で100万円以上お得になります。


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